2024.09.22心を癒す曼荼羅写仏体験

豊島区高齢者施設での「心を癒す曼荼羅写仏」活動

こんにちは、皆さん。今月も豊島区内の老高齢者設で活動を行ってきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

体験の内容:曼荼羅写仏

今回の体験では、「曼荼羅写仏」という活動を行いました。参加者の皆さんと一緒に曼荼羅の塗り絵をするというワークショップです。以前は写経を行いましたが、今回は筆ペンから色鉛筆に持ち替えて、より色彩豊かな活動となりました。

準備と進行

  1. 数種類の曼荼羅デザインを用意し、参加者に好きなものを選んでいただきました。
  2. 色鉛筆を使って、自由に色を塗っていただきました。
  3. 最後に「願文」という願いの言葉を書いていただきました。

参加者の反応

驚いたことに、皆さんが夢中になって集中力を発揮されていました。「懐かしい」という声も聞かれ、心温まる時間となりました。

参加者同士で「素敵ね」「良い色ですね」と褒め合う様子も見られ、和やかな雰囲気の中で活動が進みました。

今回の活動には10名の方が参加されました。そのうち約半数の方が難しい曼荼羅のデザインを選ばれ、残りの方々は比較的簡単なデザインを選択されました。参加者一人一人が自分に合ったデザインを選び、楽しんでいただけたようです。

願いの言葉

「願文」に込められた言葉には、「穏やかに過ごせるように」といった自身の願いや、ご家族への思いが綴られており、微笑ましい気持ちになりました。

次回の予定

11月には再び訪問し、今度は砂絵を行う予定です。また新たな体験を通じて、参加者の皆さんと心温まる時間を過ごせることを楽しみにしています。

最後に

今回の曼荼羅写仏イベントを通じて、創作活動が持つ力を改めて感じました。曼荼羅に色を塗るという静かな作業が、参加者の皆さんの集中力を引き出し、懐かしさや喜びをもたらす。そして、その過程でお互いを認め合い、励まし合う。こうした小さな交流が、施設での生活に彩りを添えるのだと実感しました。

これからも、参加者の皆さんに寄り添いながら、心を豊かにする活動を続けていきたいと思います。