2022.01.22いのちの授業「いのちのおはなし」

いのちの授業「いのちのおはなし」 

〜愛されている自分であることを振り返る〜

先日、神奈川県の公立小学校にて「いのちのおはなし(いのちの授業)」の特別授業に、

スタッフとして参加してきました。

この活動は助産師さんが中心となり、5年前から行われている特別授業です。

小学2年生を対象に開催されます。

今年は、コロナ禍ということもあり、厳重に対策をおこなった上で進めていきます。

まずは、「しんぞうの おとを きいてごらん」の絵本の読み聞かせです。
絵本を見ながら、自身の心臓に手を当ててる子もいます。

そして、絵本の後は本格的な聴診器を持ち、「自分の心臓の音」そして「友達の心臓の音」を実際に聴いてみます。

聴診器を初めて持つ表情は、楽しそうな表情に映ります。そして、心臓に聴診器をあて、耳を澄ませて鼓動が聞こえた時は、楽しい表情から優しくて温かい表情に変わっていきます。あらためて「動いている」「生きている」自分を振り返った感動の瞬間です。

 

生まれてきてすぐの赤ちゃんの模型を、みんなで抱きます。

「え、こんなに小さかったの?!」「重たいよ」との声を聞いたり、頭を優しく撫でていたり、足や手の指を確かめてみたり…。

この模型は、生まれた時の「自分」を表しています。
みんな大きく成長してます。

生まれてすぐにトイレに一人で行ける人は誰もいません。そして、生まれてすぐに一人でご飯を食べる人も誰もいません。

お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん・・・

たくさんの方のおかげで、少しずつ一人でできるようになっていきます。

あなたの周りには、あなたのことを大事に思ってくれている人がいます。
との小野山さん(助産師)のメッセージに、教室の雰囲気が変わります。

そして「今」あなたは「ここ」にいます。

授業を受けた90名が自分の今までを振り返ります。

 

この活動に参加させて頂き、かけがえのない時間を子供たちと一緒に過ごさせていただきました。

子ども達の「生きる力」が育まれることを願いこれからの成長を心より祈っています。

 

最後に・・・

この活動を企画運営されている小野山さんをはじめ、校長先生、そしてスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。