2018.11.21新年の挨拶? 話題の『年賀状』!?

▽年賀状は、日頃お世話になっている方へ感謝を表し、新年を祝う言葉とともに、変わらぬお付き合いをお願いする気持ちを表すもの。

年々、形や意味も変化していきています。

下記、ニュースの転用です。



来年から出さない予告「終活年賀状」が話題 新年の挨拶はスマホやSNS上昇中

自分の死と向き合い、命が終わるそのときまで、自分らしい人生を送るための準備をしておく「終活」は、ここ数年で言葉の認知度が高まってきたように思う。

お墓の準備、銀行やゆうちょなど金融関係の整理、行きたい・やりたいことを叶えていくなど「終活」の形は自由だが、現在「終活年賀状」が注目を集めている。


■終活のひとつに「年賀状」

12月に入ると忘年会などの飲み会の付き合いも増え、いつも以上に疲れが溜まる人もいるだろう。そんな中、「元旦に到着するためにはクリスマスまでに投函を!」と追い立てられるのが「年賀状」ではないだろうか。

仕事の繋がりがあり、仕方なく出している人もいれば、それこそが年末の恒例行事と楽しみにしているという人、ただの生存確認となっている人もいるだろう。

高齢者は特に、1枚ずつ手書きで書く労力はもちろん、印刷に至るまでのパソコン画面への入力や登録ですら面倒だろう。また「人間関係を整理したい」と年賀状のやりとりを見直したい人も多いようだ。


■「もらったら嬉しいはず」は思い込み?

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328人を対象に「年賀状」について調査を実施。「年賀状を誰にも出さない予定だ」と答えた人は、全体で34.3%であった。

世代ではどのような差があるのだろうか。年代別で見る調査結果では、若い世代ほど年賀状を出さない人が増えていることがわかる。特に20~30代が、他の世代よりも倍近く多い結果だ。

年賀状は出さない年代別グラフ

コメントには「ただでさえ忙しい時期に面倒な悪しき文化だと思う」という意見や、「年賀状をもらっても、あまり嬉しくない。届いたら返事を書かないと、って思うし」と、年賀状=面倒な作業、と感じる人も少なくない。


■メールやSNSで新年の挨拶は?

そこで気になるのは、「新年の挨拶は、顔を合わせたときでいいのだ」派なのか、はたまた、メールやSNSで新年のメッセージを送ることはするのか…。

ということで、全国20~60代の男女1,342名を対象に結果「予定がある」と回答したのは、全体の37.5%。3人に1人は送る予定でいるようだ。

さらに性別・年齢別で見ると、年齢が若いほどメールやSNS利用で「新年メッセージ」を送る傾向。

男性は20~40代で大きな差はない。しかし、40代女性は30代女性よりもメールやSNSでメッセージを送る人が多く見られた。


■年賀状辞退の文案も

年賀状イラストをダウンロードすることができるサイトを運営する「TB」では、昨年から「高齢のため筆をとるのが難しくなってまいりました」などの理由と、「今年をもちましてごあいさつ状を最後に」と年賀状辞退の旨を伝える文案の提供を始めたそうだ。

現在は70~80代が主な顧客層だというが、礼儀として年賀状を出してきた年代でありつつ、調査結果のようにメールやSNSも利用している40代も層も狙いめかもしれない。

年賀状の受付は12月15日から。「今年もよろしく」「今年をもちまして」、さて、どちらにしようか。 『しらべぇ』 より https://sirabee.com/2018/11/18/20161884992/