2018.09.19恩送り墓 平成30年度 秋彼岸法要を行いました
≪みんなのお墓・恩送り≫。その墓前にて、秋彼岸合同供養が行われました。
今日は秋晴れの好天。青い空に園内の芝の緑が美しく映えていました。日差しは強かったものの、風は爽やかな秋の匂いを含んでいました。
感謝
管理事務所の方々には、準備等もお手伝いいただき、恩送り秋彼岸合同供養のスタートです。清掃や樹木の手入れも行き届いており、いつも綺麗なお墓です。日々の皆様のおかげを感じる法要です!
打ち合わせ〜準備〜
徐々に僧侶も集まり、どのような進め方をしていくのか、みんなで相談です。宗教や宗派を超えて宗教者が集い出来上がった「みんなのお墓」。それに伴い、合同供養の進め方については完成当初から模索していました。東日本大震災時に、宗教者が集まってを捧げた「祈り」を参考に、各宗旨・宗派がそれぞれ大切になる法要の在り方。これからの新しい法要の形です。
法要
みんなで法衣を着替え、墓前に移動します。恩送りは、「みんなで」「みんなの」がキーワードです。皆でお花やお供え物も持ち寄り、「みんなのお墓」で「みんなで法要」「みんなで供養」です。
恩送り墓に入っておられる方の名前が記載された過去帳を前に、僧侶みんながお参りします。各宗旨・宗派の僧侶12名、お互いの声を聞きながらの読経です。順番に焼香し、おのおのが心を込めて手を合わせます。
最後は、参列された方も一緒に、お経の唱和をしました。皆が一体となるひとときは、とてもありがたく温かい思いがこみ上げてきます。
日々の生活から少し足を止め、耳をすませて故人を偲ぶ時間。青空の下、みんなで手を合わせるありがたいひとときとなりました。これも偏に皆様のお陰と感謝申し上げます。まだまだ生まれたばかりの小さな団体です。仲間と一緒に大事に進めて参りたいと思います。合掌