2022.10.03いのちの授業(いのちのおはなし)
先日、神奈川県の公立小学校にて「いのちのおはなし(いのちの授業)」の特別授業に、スタッフとして参加してきました。
この活動は助産師さんが中心となり、7年前から行われている特別授業です。
小学2年生を対象に行われ、今回は4クラス。クラス毎に4回の開催です。
コロナ禍対策も十分に行い進めていきます。
まずは、「しんぞうの おとを きいてごらん」の絵本の読み聞かせです。
絵本の作者の「shin」さんも参加されています。
絵本を見ながら、自身の心臓に手を当ててる子もいます。
そして、絵本の後は聴診器を持ち、「自分の心臓の音」そして「友達の心臓の音」をグループに分かれて互いに聴いていきます。
聴診器を初めて持つ表情は、楽しそうな表情に映ります。そして、心臓に聴診器をあて、耳に集中しているのがわかります。
心臓の「音」が聞こえた時は、優しくて温かい表情に変わっていきます。あらためて「生きている」と自分を振り返る瞬間です。
赤ちゃんの模型を、みんなで抱きます。生まれてすぐの赤ちゃんの模型です。
「重たい!!」との声!
頭を優しく撫でていたり、足や手の指を確かめてみたり…。
この模型は、生まれた時の「自分」を表しているのがわかると、大きく成長している自分自身に驚きの声があります。
生まれてすぐにトイレに一人で行ける人は誰もいません。そして、生まれてすぐに一人でご飯を食べる人も誰もいません。
お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん
たくさんの方のおかげで、少しずつ一人でできるようになっていきます。
あなたの周りには、あなたのことを大事に思ってくれている人がいます。
との小野山さん(助産師)のメッセージに、教室の雰囲気が変わります。
「今」「ここ」にいる。
生まれてから今までの自分を各自振り返っていきます。
小野山さんのメッセージ:
たとえ大きな波がやってきたとしても
自分はかけがえのない存在だと
だから
大丈夫だと
そんな底力につながるような活動を重ねていきたい。
この活動に参加させて頂き、子供たちと一緒に過ごさせていただきました。
子ども達の「生きる力」が育まれることを願いこれからの成長を心より祈っています。
最後に・・・
この活動を企画運営されている小野山さんをはじめ、校長先生、担任の先生、そしてスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。