恩送りの想い
孤立しがちな時代だからこそ、
あたたかいつながりを
ふるさとから遠く離れた都会で、核家族あるいは独身で暮らす人々が増加している現代。
人の数こそ多いものの、人とのつながりが深まりにくい都会では、孤独に悩まれる方が多く見られます。
一人ひとりが孤立しがちな時代だからこそ、あたたかいつながりを取り戻したい。
そのために、私たち僧侶にできることはないだろうか。
宗派を超えて議論を重ねた末に設立したのが、「一般社団法人 恩送り」です。
宗派・国籍を問わず
お入りいただける「合同供養墓」
お墓を守る親族がいない。
お墓を買うお金がない。
身寄りがなくて供養してくれる人がいない。
供養したくてもできないご本人やご家族のために、志を同じくする僧侶がお金を出し合い、ささやかな合同供養墓(樹木葬)をご用意しました。
宗派や国籍を問わず、どのような方でも安心してお入りいただけるお墓です。
私たちの誰もが、この先どうなるか分からない人生です。
どんな歩みの人生であっても、最期に受け止めてくれる場所がある。
この合同供養墓は、お墓のセーフティーネットでもあるのです。
人に寄り添い、
社会に貢献する存在であるために
人助けはもともとお寺の役割のひとつでした。
ご法要を勤めたり、ご相談にのったりすることは私たち僧侶の当然の責務です。
「人に寄り添い、社会貢献する存在でありたい」
そのような願いから、行き場のない遺骨支援や里親、障害者、ひきこもりの支援など、さまざまな社会慈善活動に取り組んでいます。
受けてきたたくさんの恩を、
たくさんの人に送って
受けた恩をまわりの人に送っていくことを「恩送り」といいます。
その恩は、巡りめぐってたくさんの人を幸せにします。
私たち僧侶もたくさんの恩を受けてきました。
この恩を、たくさんの人につなげていきたいと願っています。
お墓や供養、法要でお悩みの方は、ぜひ私たちにお声がけください。
授かった恩を、必ずや多くの方々におつなぎさせていただきます。